東北旗艦店3月オープン、目玉は「地獲れ鮮魚」

 イオンリテールイオン東北は東北の旗艦店「イオンスタイル新利府」を宮城県利府町に3月5日開業する。

 地域の漁港で水揚げされた「地獲れ鮮魚」などの地物をはじめ、環境や安全・安心に配慮した商品を豊富に取り揃えるほか、宮城県産の食材を使った惣菜や食の専門店など、食を通じて地域の魅力を発信する。

           イオンスタイル新利府の食品売場(イメージ)

 東北最大級の対面鮮魚コーナーでは、石巻漁港や七ヶ浜の漁港から直送される「地獲れ鮮魚」を提供する。また、塩釜漁港で水揚げされた生マグロを丸のまま仕入れ、お造りや寿司などおろしたてのおいしさを届ける。

 そのほか「地獲れ鮮魚」や仙台市中央卸売市場で活〆し直送される「朝〆鮮魚」などを使用した「魚屋の鮨」、焼魚やフライなどを販売する「魚屋の惣菜」を展開する。

 持続可能性に配慮したMSC・ASC認証を取得した「トップバリュ」の水産品も取り扱う。

東北初の取り組みが盛りだくさん

       塩釜生まぐろ丼

 同店舗では「イオンネットスーパー」で注文した商品を駐車場の専用レーンで車に乗ったまま受け取れる「ドライブピックアップ!」に東北のイオンとして初めて対応する。冷蔵・冷凍・常温に対応したロッカーを活用した完全非対面・非接触の「ロッカーピックアップ!」を実施する。

 また、東北のイオンで初めて、注文を受けてから1食ずつ調理する専門店を展開する。

 海鮮丼ショップ「魚魚彩(ととさい)」では、鮮魚売場で販売している塩釜漁港直送の生マグロをその場で調理した「塩釜生まぐろ丼」や「魚魚彩握り鮨」、「気仙沼藁焼き鰹丼」などを提供する。
 惣菜売場で使用している宮城県産の食材などをアレンジして提供する丼ぶり屋「たて花」が出店する。

 店内で炊き上げた宮城県産米と宮城の「志波姫ポーク」を使った「志波姫ポークかつ丼」や1日10食限定の「炭火焼牛たん丼」など地域ならではのメニューを届ける。「たて花」の丼ぶりはイオンネットスーパーでも注文できる。

       志波姫ポークかつ丼