日本食品包装協会は「食品表示法」や「食品事故」をテーマに食品包装技術セミナーを東京王子の「北とぴあ」で15日開催する。
技術講演として、食品環境検査協会の平川佳則業務部部長が「食品表示法」について講演する。4月の同法施行でラベルの改版を考慮している企業が多く、制度の概要や変更点のポイントを説明する。
田中技術士事務所の田中好雄氏が「食品事故事例とISO22000の効能」と題して講演する。食品事故を未然に、また再発を防止するため、フードチェーンの中で食品事故事例とISO22000の効能との関係について説明する。
富士フイルムグローバルグラフィックシステムズの渡辺卓夫パッケージ技術部部長は「広がる軟包装・水性フレキソの動向」と題して講演する。従来、フレキソ印刷は段ボール印刷品質という認識が強く、限られた内容の印刷に使われていた。しかし、様々な被印刷体に印刷できるフレキソ印刷は印刷の品質を向上するとともに、国内でも軟包装、シールラベル印刷への用途に拡大する可能性を持っている。フレキソ印刷の最新動向として“水性フレキソ印刷”が注目されており、そのメリットや海外の最新動向を説明する。
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