木村哲郎の「生鮮プロセスセンター製造商品の安全・安心」−23−
精肉PC立ち上げの計画と実施

第2部 計画の実施(稼働準備)
 <8>品質管理で利益が増える

 PCセンターで集中生産することは大変メリットがあります。コストが下がったり、信頼できる均一商品が継続的に出荷できます。
 しかしデメリットもあります。例えば表示違反をすると全品回収、廃棄となります。
 また異物混入も原料由来や機器の不備で大量発生する場合もあります。
 今まで、店舗製造では見逃されていた問題が管理できるようになるとも言えます。
 第1部の精肉PCの安全安心を参考にして品質管理体制を構築すると、これらの回収、廃棄のロスは未然に防げます。
 また、継続的に改善がなされると、自ずとお客様の信頼も得ることができ、リピーターも増えます。

 下記は参考例ですが記録を共有することで、品質向上の風土は醸成されます。