平井カンパニーは多店舗チェーンストアの現場責任者やセンター長を対象とした「生鮮プロセスセンター」研究セミナーを東京新宿で26日開催する。

　コンサルタントの金治達雄氏が「作業測定ツールによる精肉センターの生産性改善法」と題して講演する。「体を動かすだけ、一歩動くだけで生産性は落ちる」（金治氏）とし、生産性測定革命であるシステム「仕事測る君」による徹底的なデータ分析で問題を明確化し、動線や段取りなど作業改善を伝授する。金治氏は大手エンジニアリング会社で量販店の生鮮センターの企画、設計に従事。独立後も生鮮食品の加工、流通、物流コンサルタントを手掛けるこの道30年間の専門家。
　木村哲郎氏は「ＰＣセンター長の必須知識講座」と題して講演する。数々のプロセスセンターを立ち上げ、運用を指導した木村氏がコスト管理や労務管理、品質安全管理のノウハウを実例をもとに伝授する。
　同社では「ＳＭやＧＭＳの多くは店舗人員の確保や店舗の収益低下に苦慮しているため、昨今再び“プロセスセンター（ＰＣ）”が注目を集めている。ＰＣを活用するメリットは大きく、店舗での商品化作業をＰＣに集約することでローコスト化を進めることができる」として、参加を呼び掛けている。
　新宿コズミックセンター（東京都新宿区大久保３−１−２）で午後１時30分〜４時開催。参加費無料、定員20名。