クックパッドの連結子会社で料理動画の配信事業を手がけるCookpadTV(東京都品川区)は、料理動画サイネージ「cookpad storeTV」がイオンの本州、四国の全店に導入されると発表した。イオン、イオンスタイルの約400店舗で11月末からサービスを開始する。
「cookpad storeTV」は全国のスーパーマーケットの生鮮売場にサイネージ(電子広告)を設置し、料理動画を配信するサービスとして昨年12月にスタートした。週間の閲覧者数は350万人を超え、日本最大級の店頭サイネージに成長している。
買物客は店頭で食材や商品の調理法を把握できたり、夜の献立をスムーズに決めたりできる。導入店舗の中には「販売促進につながる事例も多くある」(同社)という。
CookpadTVは「cookpad storeTV」のほか、ユーザー投稿型の動画撮影スタジオ「cookpad studio」、LIVE配信でプロの料理家や有名人と一緒に料理を楽しむクッキングLIVEアプリ「cookpadTV」などの動画事業を展開している。今年8月にはイオンの筆頭株主である三菱商事と資本提携している。