木村哲郎の「生鮮プロセスセンター製造商品の安全・安心」−３−
精肉商品での事故の実例と対策
（４）食品の表示制度
�た�品衛生法に基づく表示の内容
＜１＞名称
商品名ではなく、食品の内容を的確に表した名称を記載します。
＜２＞使用した添加物
原則として、使用した添加物や原材料に含まれている添加物はすべて表示します。
＜３＞製造者氏名・所在地
原則として製造者氏名（法人の場合は法人名）、製造工場の所在地を記載します。販売者を表示する場合は販売者氏名・所在地と製造者氏名・所在地を併記します。
※製造者については、固有記号を用いて表示することもできますが、畜産品は不可。
※輸入食品の場合は、輸入者の氏名・所在地を記載。
＜４＞保存方法
保存基準が決められている食品は、その方法を記載します。
＜５＞消費期限または賞味期限
※期限表示設定の基本的考え方（厚生労働省・農林水産省ガイドライン抜粋）
�／�品の安全性を評価するために客観的な項目（指標）に基づき設定する。
�∋愽犬箸蓮◆嵳�化学試験」、「微生物試験」などにおいて数値化することが可能な項目。「官能検査」における「色」、「風味」であっても適切な方法で数値化して客観的な項目とする。
��食品の特性に応じた「安全係数」を掛けて（指標において）得られた期限よりも短い期間を設定する。
※詳しくは「期限表示のための試験方法ガイドライン」参照
＜５＞−１消費期限、運用上の留意点
