マルハニチロに導入実績、食品製造業向け提案を強化
キヤノンＩＴソリューションズは食品製造業向けに基幹業務トータルソリューション「AvantStage（アバントステージ）」の提案を強化する。特設サイトを自社ホームページにこのほど公開した。
「AvantStage」は企業がそれぞれ抱える課題に合わせ、最適な国産の業務システムパッケージを必要な部分だけを組み合わせて提供する。マルハニチロが新たに生産管理システムを直営７工場に構築する際に活用し注目を集めた。
「AvantStage」の基本構成は�＼源嵯弉茲簓兵全浜�、原価管理などの生産管理ソフト「mcframe」、�∋愎涅鄒�の補助機能としての生産スケジューラーソフト「Asprova」、��需給予測・需給計画の「FOREMAST」、�げ餬廖�人事給与の「SuperStream」の４つ。基幹業務管理ソフトは海外製が多くあるが、「日本企業の文化に合わないという声を聞くことがあり、あえて国産にこだわっている」（同社）。
マルハニチロの工場では「mcframe」と「Asprova」を導入したうえで、ミスを未然に防止し品質管理を強化するソフト「QITEC」と、設備保全・管理ソフト「AMISYS」を組み合わせて構築した。属人化作業が多かった工場内業務の標準化や生産現場のデジタル化、業務の見える化を実現した。
今回の特設サイトでも同様の導入効果をわかりやすく解説しているほか、食品製造業の現場に精通するコンサルタントが食品ロスなどの課題解決に向けた提言を行っている。
キヤノンＩＴＳは業務システムパッケージを組み合わせて提供する事業を2015年から展開し、食品業界での導入実績も多い。マルハニチロの成功事例を横展開し、2021年までに単年度で50億円の売上げをめざす。
特設サイトは下記URLから。
https://www.canon-its.co.jp/files/user/products/avantstage/lp/
「AvantStage」特設サイトのトップ画面