SMトレードショー来年2月、最大規模で開催

 新日本スーパーマーケット協会は「第45回スーパーマーケット・トレードショー」を来年2月8〜10日、東京ビッグサイトで開催する。国内外から1119社・団体が2390小間出展し、過去最大規模となる。期間中、食品スーパーのバイヤーら約8万名の来場を見込む。

横山実行委員長(左から3人目)ら主催者が
手を取り合った

 全国の地方自治体や地方銀行が、地元企業や取引先を取りまとめて出展するケースが増加しており、530社以上の地域色豊かな食品が多数並ぶ。海外からの出展も増え15カ国から42社62小間の規模となる。
 主催者企画として、電子広告を新たな販促ツールとして提案する「デジタルサイネージコーナー」、日本全国から伝統野菜の紹介と仕入れ方法などの商談アドバイスが可能な「にっぽん伝統野菜菜発見コーナー」、地域活性を“食”と“観光”の連携によって掘り起こす「観光・旅と地域の食コーナー」をセミナーと併せて実施する。
 横山清実行委員長(アークス社長)は「日本のライフラインを守る企業、団体が一堂に会する。地方金融機関の支援により首都圏でなかなか出展できない会社も多く集結する。空席待ちが100社に及ぶほどトレードショーに寄せる期待の高まりを感じている。しかし、これがピークだとは思っていない」と意気込みを語っている。
 独立行政法人中小企業基盤整備機構の「地域資源セレクション2011」、食品産業センターの「第6回こだわり食品フェア2011」、日本ホームセンター研究所の「第9回店舗開発ショウ」も同時開催する。