情報収集の機会を提供

 FOOMAの会場では展示と併行して多彩な行事を行う。
 特別講演会では「自社の魅力をJAS規格でアピール〜新たなJAS規格の活用法〜」と題し、農林水産省食料産業局食品製造課食品企画室の松本修一室長が講演する。

    松本室長

 JAS規格は食品の製造、保存・保管、輸送、販売を行う事業者の商品、技術、取り組みのレベルやこだわりなどを見える化して、説明や証明、アピールのツールとして使いやすく生まれ変わる。講演ではビジネスシーンでのJAS規格の活用アイデアについて事例を含めて紹介し、ビジネスニーズ応じて事業者からJAS規格を提案できる手続きを紹介する。
 輸出・投資など日本企業の海外進出を支援する「グローバルスペース」には世界13カ国から15の駐日大使館、機関・団体などが出展し、有力市場の動向や投資環境など、最新情報を提供する。今回は日本貿易振興機構、日本アセアンセンターなどが「海外市場・進出相談コーナー」を新設し、海外進出を図る企業を一体となってサポートする。
 「ビジネスフォーラム」では日本酒「獺祭」の旭酒造(株)の桜井博史会長が「ピンチはチャンス〜酒造りから海外進出、ブランディングまで〜」をテーマに講演する。来場者だけでなく、出展者も参加できるよう配慮し、開始時間を展示ブース閉館後の午後5時としている。
 「出展社プレゼンテーション」、「EHEDGセミナー」、「AIB FOOMA特別講演会」、「日食工学会フォーラム2017」、「アカデミックプラザ」など情報収集のための様々な機会を提供する。