神明デリカはイーグルデリカの発行済全株式を、株主である神戸屋から6月30日に取得し、子会社化した。
イーグルデリカ(京都府城陽市、馬場宗太郎社長)は資本金1億5000万円、昨年9月期の売上げは36億7300万円。米飯、調理パン、食材の製造販売を行っている。
神明デリカは炊飯米、米飯加工品販売を主な事業としている。
神明デリカは中食市場のニーズに対応するために、生産能力の拡大や人材確保が必要不可欠であると判断し、イーグルデリカの株式を取得した。
神明デリカとイーグルデリカは「神明グループの主業務である米穀卸売事業との連携によるシナジー効果に加え、神戸屋グループとの友好的な連携も継続することで、これまで以上に、取引先、消費者に利用価値の高い商品を提案し、売上高150億円をめざしたい」としている。