顆粒・粉末自動充てん包装機をモデルチェンジ

 三光機械は主力の顆粒・粉末自動充てん包装機「MC101」をモデルチェンジした。サーボモーターの搭載により、従来のカム式では難しかった高精度で細かなモーションコントロールと集中管理を実現した。

顆粒・粉末自動充てん包装機
の新鋭機「SV101」

 新機種名は「SV101」。各部独立した駆動を構成したためオペレーターによる数値管理を容易化した。シール時間を個別に設定できるため、低温で長時間圧力を加えるシールなど、包材や包装速度に応じて選択できるシール方式のバリエーションを拡大した。
 包材を変更する場合など、機械のスタート時や停止時に原料(中身)と包材のロスを最小限に抑える動作モードを搭載。独自のシール機構により噛み込み発生時のシール圧力の変化も解消した。
 また、すべての機構を見直すことで消耗部品も削減している。包装速度は最大毎分150袋で、従来機(同120袋)に対して25%の能力向上を図っており、高速運転でも安定したパフォーマンスを発揮する。