ごみの量半減、焼酎でパウチ初採用

 宝酒造は本格焼酎「黒よかいち」シリーズで、ごみ捨てが簡単な容器「エコパウチ」入りを9月4日から発売する。本格焼酎でパウチを採用するのは今回が初めて。同容量の紙パック商品と比較して約50%のごみを減量できる。

消費者の声を反映した「エコパウチ」の本格焼酎

 使用後には本体、キャップともにプラスチックごみとして一緒に捨てることができ、紙パックに対する「固くて解体しにくい」、「分別しにくい」という消費者の悩みを解消する。パウチは形状が自由に変わるため、棚の隙間など狭いスペースでも場所を取らず、コンパクトに収納することもできる。
 2011年9月に清酒“松竹梅「天」”シリーズでパウチを採用して以来、多くの消費者から「ごみが減った」、「捨てるのが楽になった」、「保管しやすくて便利」といった声が寄せられたという。今回、新たに「黒よかいち」シリーズから900mlエコパウチを発売することで、本格焼酎ユーザーに焼酎の新たな価値を提案する。