畜肉エキスの合弁会社を設立、鹿児島に工場建設
伊藤ハムは三菱商事ライフサイエンスと共同出資（50／50％）で、畜肉エキスや調味料製品を製造販売する九州エキス�蝓兵�児島県曽於郡大崎町、鳥居研志社長）を昨年11月設立した。本社工場の建設に今年４月着工する。投資額は約30億円。本格稼働は来年４月を予定している。
伊藤ハムグループ会社の隣接地に建設する。敷地面積１万2000�屐Ｅ換�造り２階建て。延床面積4300�屐�グループ会社や近隣の食肉加工場から豚骨や牛骨、鶏骨などの国産原料を調達し、畜肉エキス（加塩濃縮品）や、たれつゆ、ソース、ラーメンスープなどの調味料製品を生産する。生産能力は年間4000ｔ。
中食・外食市場で使われるエキス調味料の需要拡大に対応するとともに、地域の畜産資源に付加価値を与えたり、雇用を創出するなど地域貢献にも取り組む。
九州エキスの本社工場完成イメージ