子会社を3件再編、10月実施

 レンゴーは連結子会社の業容拡大や経営資源の有効活用により業績を向上させるため、3件の子会社再編を10月1日実施する。
 段ボールケースの製造販売、水産用容器を仕入販売する境港魚凾(鳥取県境港市)を存続会社とする吸収合併方式で、段ボールシートを製造販売する境港段ボール(同)を解散する。 境港魚凾は境港段ボールの株式1株に対し、3.85株の新株を割り当て4万2960株の株式を発行する。この合併により、レンゴーの境港魚凾への出資比率は83.5%(間接所有を含む)となる。
 段ボールシートと段ボールケースを製造販売する甲府大一実業(山梨県中央市)を存続会社とする吸収合併方式で、紙器製品を製造販売するクボタ印刷紙器(長野県松本市)を解散する。両社はともにレンゴーの完全子会社であるため、合併による新株の発行と資本金の増加はない。
 段ボールケースや紙器製品を製造販売する公和産業(茨城県結城市)を存続会社とする吸収合併方式で、紙器製品を製造販売する竹内美術印刷(東京都板橋区)を解散する。竹内美術印刷は公和産業の完全子会社であるため、合併による新株の発行と資本金の増加はない。