FOOMA初出展、「特殊冷凍機」の実力披露

 特殊冷凍事業を展開するデイブレイク(東京都品川区、木下昌之社長)は今回が初出展。自社開発の特殊冷凍機「アートロックフリーザー」を披露する。

 食材内部の氷結晶を極小化して解凍時のドリップ流通を抑えることはもちろん、独自の原理に基づいた冷気の当て方で食材から熱を効率良く奪い、乾燥や変色といったダメージを抑える。また、庫内の隅々に冷気を送ることで、食材をどこに置いても冷凍ムラのない安定品質を可能にする。

 さらに、外気温の変化による影響を電子制御して庫内の温度を一定に保つ機能も備える。

 昨年10月に発売したばかりだが、毎月300件以上の問い合わせがあるという。受注台数は200台を超えた。

 デイブレイクは特殊冷凍機の提案を起点に、凍結テストから工場レイアウトの設計、冷凍食品の開発、オペレーション構築、販路開拓までトータルでサポートするビジネスモデルを確立している。

 木下社長は「FOOMAでは高品質な食材づくりのための最適化ソリューション、『スマートフリーズファクトリー』を訴求したい」と意欲を示す。
 ブース番号は4C−02。

      スタイリッシュなデザインが特徴の「アートロックフリーザー」