新工場、第一期工事が完成

 総合澱粉メーカーの日本コーンスターチは茨城県神栖市に建設している関東新工場の第一期工事をこのほど終了し、化工澱粉製造設備の稼働を開始した。
 米国イリノイ大学アルバナシャンペーン校の監修の元、最新の設備、工程技術を導入した、世界でも最新鋭のウエットミリング工場。化工澱粉製造設備は年間約1万tの製造能力があり、完成した製品はすでに出荷している。
 今年の秋には、第二期工事も完成し、コーンスターチ工場、糖化工場まですべてが稼働する。これにより、安心・安全な製品を利用者に安定的に供給する体制が整い、今まで以上に利用者の急な新規オーダーや、オーダー変更にも柔軟に対応できるようになる。
 新工場では東日本大震災復興支援の一環として、地域人材を積極的に採用する。