省人化と食品の安全安心に対応

 業務用厨房機器メーカーの福島工業は、フードシステムソリューションで「人手不足とHACCP義務化のお悩みにお応えします!」をテーマに出品する。

 大型タイプの自動洗浄機能付きブラストチラー

 ブラストチラーコーナーでは清掃にかかる手間の大幅削減と手順の平準化が出来る自動洗浄機能付きタイプを出品する。調理終了後、庫内に専用洗浄剤を投入し、クリーニングボタンを押すだけで、庫内や冷却箱内の蒸発器を洗浄し、すすぎから乾燥までを自動で行う。乾燥工程では庫内を80℃まで昇温して乾燥し、衛生的な状態を保つ。今回はホテルパン40枚収納の大型タイプを新たにラインアップした。
 製氷機コーナーではキューブアイス、チップアイス、フレークアイスに加え、通常のキューブアイス(約28×28×32mm)のおよそ半分のサイズのハーフキューブアイス(約14×21×21mm)ができるセル方式の自動製氷機、ハーフキューブアイスを新たにラインナップ。4タイプすべてを展示する。
 温度管理コーナーではHACCPマスターV3を出品する。冷蔵庫など機器の温度管理、食材の検収時の温度記録や、各工程で誰が、いつ、何を調理したかなどの作業情報をすべてパソコン上で一元管理できるシステム。HACCP義務化に備えた温度・衛生管理のシステムを提案する。
 衛生管理コーナーではFEクリーン水を活用した食材や器具の洗浄を提案する。新製品として、給排水工事が不要な簡易設置タイプを出品する。
 その他、冷凍と冷蔵が切換えできるワイドレンジ冷蔵庫、停電時にバッテリーで運転するBCP対応冷蔵庫、ホテルパン仕様のコールドテーブルなどのお役立ち機器を紹介する。