パッケージサラダの販売で国内シェアトップのサラダクラブはしゃぶしゃぶ用に開発したカット野菜シリーズを9月1日から展開する。これまではサラダ用を中心に事業展開に取り組んできたが、加熱用という新領域へ踏み出す。
新商品は「しゃぶしゃぶ用彩り野菜 極薄白ねぎとしゃきしゃき白菜」、「同 ハリネギと水菜と人参」、「しゃぶしゃぶ用野菜 極薄白ねぎ」、「同 ハリネギ」の4品。販売は来年2月28日までの期間限定。
人手では難しい極薄にカットした白ねぎなどをパッケージに詰めているため、豚肉や鍋つゆを用意するだけで簡単にしゃぶしゃぶが作れる。最近は野菜を肉で巻いて、しゃぶしゃぶにする食べ方が人気を集めており、パッケージの前面に「しゃぶしゃぶ用」と打ち出すことで訴求効果を高めた。
しゃぶしゃぶに特化した加熱用カット野菜シリーズ
サラダクラブによれば、鍋用のカット野菜を含む野菜キット(セット)市場はこの5年間で20%も伸びているという。特に冬季の販売金額が大きいことから、鍋物に利用する頻度が高いことがわかる。
同社は新商品を使った豚しゃぶの作り方をはじめ、「豚こまのネギ塩いため」や「ねぎツナ和え」などのアレンジレシピをホームページ上に公開し、様々な野菜の食べ方を提案している。
「極薄白ねぎとしゃきしゃき白菜」は270g、「ハリネギと水菜と人参」は170g、いずれも321円(同)。「極薄白ねぎ」と「ハリネギ」はともに75g、170円(税込)。
「極薄白ねぎと白菜の豚しゃぶ」