個包装用インクジェットプリンターの新製品など出展

 産業用マーキングの専門メーカー、ユニオンコーポレーションはインクジェットプリンターの新製品や売れ筋の機種などを「TOKYO PACK2014」に出展する。新製品の印字実演などを行う。

REAジェットHR

 個包装用インクジェットプリンターの新製品「REAジェットHR」は化粧箱や樹脂など各種包装に対応するメンテナンスフリーのインクジェット。使用しているインクも今回新しくした。有機則対応インクや速乾インク、熱硬化インクなど特殊インクで高解像度の印字が可能となった。食品包装には欠かせない見やすい賞味期限から、医薬品へのGS1 Databar Limitedまで印字できる。
 個包装用インクジェットプリンター「Linx CJ400」は発売以来ユーザーから支持を得ている。重量は13.5kgとコンパクトなサイズがポイント。文字高さ1.8〜8.8mm、段ボールへ最大20mmの印字ができる。カラータッチパネルの採用で、操作性を高めた。

マシューズViAjet Lシリーズ

 外装用インクジェットプリンターの新製品「マシューズViAjet Lシリーズ」は段ボールへの印字用インクジェット。タッチパネル型コントローラーには、日本語IMEを標準搭載し、パソコンが不要。日付やロット番号、漢字、ひらがな、バーコード、2次元コードなどを印字できる。専門のメンテナンスが不要なカートリッジ式プリントヘッドを採用している。
 外装用インクジェットプリンター「APLINKシリーズ」は500ドット超の高解像度で段ボールに印字できる。文字高さは70mmまで対応、印刷やラベル貼りに替わって印字する。MRシリーズは段ボール、木材用。UVシリーズは硬化インクで発泡スチロールやフィルムなど様々な材質に印字できる。
 クラフト袋・トロ箱用インクジェット「マシューズSX32」は文字高さ124mmまで対応でき、比較的大きな印字の使用に適している。速乾インクが使用できるため、樹脂袋やトロ箱への印字に最適。プリントヘッドとの距離は25mmまで離すことができるため、充てん後のクラフトにも対応する。

 フードエンジニアリングタイムス(FEN)2014年10月1日号掲載