６次産業化をサポートする製造加工機械が多数出品
日本食品機械工業会は食品機械を中心に、原料処理から物流に至るまで、食品製造プロセスの全ての分野を網羅するアジア最大級の食の技術の総合トレードショウ、「FOOMA JAPAN2016」（国際食品工業展）を東京ビッグサイトで６月７〜10日開催する。
「おいしい技術をアップデート」をテーマに出展社数683社、出展面積２万8492�屬函∈鯒�を上回る規模となる。
会場内では出展各社が食品製造過程の自動化、効率化、省力化、高品質化のための最新製品、技術、サービスなどを、普段なかなか見ることができない実機のデモンストレーションを交え、分りやすく紹介する。
フローレットカッターで加工したブロッコリー
今回の特徴の１つが６次産業化をサポートする小型の食品加工機器が多数出品されること。
兼八産業は柿に針を刺さず、吸着パッドに吸着させるだけで、傷をつけることなく自動で皮をむく「柿の皮むき機」と、温度と湿度を制御することで自然乾燥に比べて渋が残るリスクを低減させ、カビ対策にも有効な「干し柿乾燥機」をFOOMAで初披露する。
とかち財団とフクザワ・オーダー農機は今まで手作業でしかできなかったブロッコリーのフローレット加工が自動でできる「ブロッコーリーフローレットカッター」を提案する。フローレット加工とは小房に分けてカットすること。
ランズワークはボイラーを内蔵し、水と大豆と電気だけで簡単に豆乳が作れる「コンパクト豆乳製造装置」を出品する。いずれも新製品。
Webで事前登録を受け付け中。事前登録するとスムーズに入場手続きができ、入場料（1000円）が無料になる。