ケール使ったランチ提供
パッケージサラダを製造・販売する(株)サラダクラブは、メディアを対象に同社の取り組みを伝える「サラダクラブ de プレミアムランチ」を東京丸の内の商業施設「ＫＩＴＴＥ」内のフレンチレストラン「アルカナ東京」で27日開催した。
萩社長
同社が野菜をテーマに2010年から実施しているアンケート調査「サラダ白書」の2015年度版の結果を発表した。また「野菜の日」（８月31日）にあわせ、アルカナ東京で期間限定販売する『サラダクラブの国産「ケール」を使ったランチコース』を紹介した。同社のパッケージサラダを飲食店でメニューとして提供するのは初めて。
萩芳彰社長は同社の業績が年々伸び、市販用のパッケージサラダ市場全体が伸長していると報告。しかし、「４割の人はまだ利用していない。リピーターが多いのがパッケージサラダの特長。当社としては一歩踏み出し、食シーンを広げるため、様々な施策を講じていきたい」と語った。
サラダ白書、今年のテーマは「ケール」
表やグラフを使ってサラダ白書2015の結果を説明する
阿部チームリーダー
商品部広報・広告宣伝チームの阿部学チームリーダーが「サラダ白書2015」の調査結果を報告した。調査対象は20〜69歳の男女、計2055名。同白書は毎年テーマを決めて調査しているが、６回目となる今回は「野菜と健康」、「ケールについて」。
ケールは同社が商品化している「ケールサラダ」の販売が好調であることからテーマとした。
阿部チームリーダーは調査結果について、�〔邵擇�十分に摂れていない理由は「価格の高さ」が多く、次いで「食べきれない」、「保管がかさばる」、�¬邵擇梁綢愽覆箸靴董�男性は「出来合いのサラダ」、女性は「野菜ジュース」を購入していることが多い、�６縮�と摂取の差が最も大きいのは「ケール」、�ぅ僖奪院璽献汽薀世料�択時「とても重視する」点は「買いやすい販売価格」を抑えて「品質」がトップ、�ゥ僖奪院璽献汽薀世陵�用頻度は「ほぼ毎日」と「週３〜４日」使用する人が増加傾向、「月１回未満」と答えた人は減少傾向――などと報告した。
抗酸化成分豊富なケールを上手に摂取
森さん
試食を前に、日本スーパーフード協会アカデミー副校長でボディメイキングトレーナーの森弘子さんが、運動する人に薦める野菜や摂取方法、重要性などについて講演した。森さんはケールについて「抗酸化成分を豊富に含んでいる。睡眠作用を助けるメラトニンを含んでいるのも大きな特徴。血糖値を安定させる機能も持っているので、効果的に摂取していきたい野菜の代表」と紹介した。
試食メニューは、ケールと雑穀米を加えた栗かぼちゃの冷製スープや、スズキのケールと香草のパン粉焼き、ケールと抹茶のパンナコッタなど「ケール」が主役のランチコース。森さんも試食会に参加して、記者と懇親を深めた。
ランチメニューはアルカナ東京で８月31日〜９月13日、１日10食限定（要予約）で提供している。
国産「ケール」を使ったランチコース
同社のパッケージサラダを飲食店でメニュー提供するのは初めて