わびすけ(群馬県太田市)の冷凍おこわがベンダーやコンビニを中心に取り扱いを広げている。昨年取得した特許製造技術が作業効率を向上させた。
アグリフード展で披露した
新製法は冷ましたあとの成型が可能になった。一般的な製法である成型後の冷却作業を省くことができ、作業性が向上、さらに人的作業が少なくなることでより衛生的になった。また、1せいろ当たりの蒸し時間が、一般的には50分ほどかかるものを15分ほどに1/3短縮する。
加工時間の短縮を訴求することで、ベンダーを中心に採用が広がっている。冷凍おこわのほか、おこわ用の調味液も提案しているが、こちらはミニストップが今月発売したばかりのおこわおにぎりに採用されている。「秋は栗おこわや山菜おこわを食べる機会が多くなり、さらなる市場拡大が期待できる」という。