イオンアグリ創造は福井県で初となるイオン直営農場「福井あわら農場」を来年3月1日開設する。にんじん、キャベツ、スイートコーンを栽培し、グループの店舗で販売する。
農直営農場は全国で18カ所、北陸エリアでは「石川かほく農場」と併せて2カ所となる。
農場開設に先駆け11月27日、あわら市と「農業参入に関する協定書」を締結した。20人程度の地域の人々を農場に雇用するほか、あわら市などが事業区域の花咲ふくい農業協同組合の選果場を利用するなど、あわら市の農業の活性化のため連携する。
「福井あわら農場」は肥沃な土壌に恵まれ、にんじんやキャベツなど様々な作物の栽培に適している。また、北陸自動車道金津インターチェンジにも近く、イオンの物流センターや北陸・東海エリアのイオン店舗へのアクセスが優れている。
来年の7月からにんじんの露地栽培を始める。2016年春からはキャベツやスイートコーンの露地栽培を開始する。生産した野菜は北陸・東海エリアの総合スーパー「イオン」、北陸エリアの食品スーパー「マックスバリュ」約50店舗でイオンのブランド「トップバリュ」の野菜として販売する。