ポテチに新フレーバー、時間差で押し寄せる肉の味わい
「リケビーズ」のイメージ、実物の
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理研ビタミンは加工食品用原料のマイクロカプセル「リケビーズ」がカルビーの新商品「スーパーポテト おしよせるガーリックステーキ味」に採用されたと発表した。
リケビーズの特長を最大限活用し、ガーリックが効いた肉のうま味が時間差で押し寄せる、立体感のある味わいを実現した。
リケビーズは皮膜剤（ゼラチンなど）の中に芯物質（有効成分）を独自技術で均一に乳化・分散させたもので、医薬品や健康食品などの有効成分の安定化に貢献してきた。
この「成分を閉じ込めて、狙った条件で放出できる」ことが評価され、今回の採用に至った。スナック菓子・ポテトチップスでは初という。
新商品はコンビニで今月３日に先行発売した。11月中旬までの期間限定。コンビニ以外では10日発売。来年１月下旬まで。
理研ビタミンによれば、「リケビーズ」をポテトチップス向けに提案しようというアイデアは３年前に若手の開発者から生まれたという。
ヘルスケア事業部企画開発室の早坂秀樹開発第１グループリーダーは「新たな挑戦だったが、開発と営業が一体となって取り組み、試行錯誤を繰り返した結果、採用となった。大変うれしく思う」とコメントしている。
「スーパーポテト おしよせるガーリックステーキ味」容量70ｇ（左）と56ｇ