世界の包装市場は急拡大、調査報告書を発刊
「包装機械分野における海
外調査」
日本包装機械工業会（大森利夫会長）は調査報告書「包装機械分野における海外調査」をこのほど発刊した。昨年創立50周年を迎えたのを機に行った海外調査事業をまとめたもので、「海外展開を考える際の参考にしてほしい」（金澤信専務理事）としている。
調査収集には東洋紡パッケージング・プラン・サービスの村内一夫シニアアドバイザー、松田修成技術総括部長らがあたり、�（饒�機械のユーザー産業および包装資材の需要動向調査、�∧饒�機械に関する貿易統計の分析、�３こ以饒�機械メーカーの概要と動向調査の３部構成でまとめた。
報告書では世界の包装資材の市場規模は2015年の92兆円から2020年には110兆円にまで拡大し、特にアジアでは2018年に41.7兆円に急増すると予測。インドやタイの包装食品、調理済み食品の市場成長については、その要因をコンビニ、スーパーの急増が背景にあると指摘した上でローカル企業の動向と併せて解説している。
海外包装機械メーカーの動向では、ボッシュ・パッケージング（独）、イマ（伊）、コエシア（伊）などから聞き取り調査を行った。世界の包装機械の約４割はドイツとイタリアが占めており、アジア市場でも存在感は高いとして、�。諭�Ａに積極的に動いていること、�■稗錚圈■腺鼻■孱匍蚕僂料箸濆腓錣擦妊好沺璽肇侫．�トリー化を提案していること、�Ｃ羞�企業は得意分野で独自性を発揮していることなどを特徴に挙げている。
報告書はＡ４版、本文128ページ。会員5000円、一般２万円（いずれも送料実費、税別）。購入はＦＡＸまたはメールで。詳細は以下のホームページを参照。
http://www.jpmma.or.jp/publication/index.html