森永乳業は静岡市と福井市の工場で牛乳など乳飲料の生産を年内にも中止すると発表した。静岡の工場は閉鎖。福井工場は設備を改造し、国内外向けのビフィズス菌など原料の生産拠点として活用する。生産の集約化と合理化を進め、効率的な生産体制をめざす。
静岡の工場は子会社の清水乳業が手がけ、東海、首都圏エリアを中心に牛乳、乳飲料、乳酸菌飲料、ヨーグルト、清涼飲料の生産拠点として活動している。10月に生産を中止し、同社やグループ会社に生産を移管、2014年3月にも工場を閉鎖し、解散する。
福井工場は森永北陸乳業が手がけているが、乳飲料の生産を9月までに中止する。