自動認識ソリューション事業のサトー(東京都目黒区、小瀧龍太郎社長)はサーマルプリンタ製造、販売大手のイーデーエム(東京都板橋区、安達拓洋社長)と両社の製品・ソリューションを相互に販売する契約を締結し、5月相互販売を開始した。
サトーは容器や包装に対し上・下・側面貼り、胴巻き、帯び掛けなど、さまざまな貼付方式を標準で提供できるイーデーエムのラベリングシステムを販売する。これにより食品業界向けの製品ラインアップを拡充し、利用者の現場環境に応じた最適なソリューションを迅速に提供できる。
イーデーエムはサトーの各種機器・システム、シール・ラベル製品をイーデーエムの製品ラインアップに加えることで、販売力を強化する考え。
食品業界では商品の容器や包装資材の形態・機能が多様化しており、それぞれに最適な手法で商品ラベルを自動で印字し貼付したいというニーズがあるという。