下段２温度式のショーケースに新冷媒を採用
フクシマガリレイは冷凍機内蔵型の「多段オープンショーケース下段２温度式」タイプをモデルチェンジし、５日発売する。環境性能や省エネ性などを高めた。
冷媒を従来のＲ404Ａから地球温暖化係数（ＧＷＰ）が低いＲ448Ａに切り替えた。これによってＧＷＰ値を約65％削減する。
ファン制御方式の「フィルター清掃装置」をオプション装備した。霜取り時に凝縮器ファンモーターを制御し、フィルターに付着したホコリを除去する。きれいな状態が長く続くことで省エネ性が高まるだけでなく、フィルター掃除に要する作業の省力化を実現する。
さらに、排水ストレーナーの形状と排水位置を変更し、排水が詰まりにくい構造にしたことで清掃性が向上した。
下段２温度式の最大の特長は弁当と飲料など、異なる温度帯の商品を１台に陳列できること。全７段のうち、上４段は弁当類の陳列に適した18℃仕様だが、下３段は飲料に適した５℃または18℃に切り替えることができる。スーパーやコンビニなどの小売店のほか、外食店のテイクアウト販売にも使える。
外形寸法は幅900mm×奥行600mm×高さ1900mm。有効内容積362Ｌ、陳列面積1.84�屐Ｃ荏�100Ｖ。107万1000円（税別）。
標準機種「ＭＥＵ-33ＷＫＳＡ６Ｇ」