ニュージーランドにソース類製造の子会社を設立

 業務用食品有力卸の久世は子会社キスコフーズの全額出資によりニュージーランド・クライストチャーチに、ソース類を製造する子会社「KISCO FOODS INTERNATIONAL LIMITED」を16日設立した。資本金は30万NZドル。代表者にはキスコフーズ社長の久世真也氏が就いた。

    久世真也社長

 同社と従来から取引関係にあったニュージーランドのJatra Corporation Ltd社とその子会社から生産設備を買い取り、商品の生産・販売を継続するため設立した。
 新会社はソース・ブイヨン・スープ・調理食品を製造販売するキスコフーズの補完的な生産拠点として、育成・拡大を図る。
 ニュージーランドは日本国内よりも上質な原材料の調達が可能という。久世グループは「将来的に当社グループの事業拡大と機能の強化に有益」と判断した。