食の最新トレンドを幕張から発信

 日本全国、世界の食品や飲料のトレンド発信地として行われるアジア最大級の専門展示会「FOODEX JAPAN 2017(フーデックスジャパン)」が千葉の幕張メッセで7〜10日開催される。和食産業展、アジア水産・冷食展を同時開催する。

昨年のオープニングセレモニーの様子、各国大使
が参加する

 今年で42回目。約80ヵ国・地域から過去最大規模の食品、飲料メーカー、商社ら3211社、3881小間(国内1263社1483小間、海外1948社2398小間)が出展する。
 会期4日間でフードサービス、流通、商社のバイヤーら約7万7000名以上の来場が見込まれる。
 今年のキーワードはユネスコ無形文化遺産にもなった「和⾷」や「KANPAI/OTSUMAMI JAPAN」など日本文化のグローバル化、美容と健康によい「オーガニック&ウェルネス」など2017年の食の最新情報を展示、セミナー、イベントなどで積極的に発信する。
 和食産業展は今回で3回目。59社が、農産品、水産・畜産品、調味料、厨房機器、調理器具、食器などを紹介し、歴史と伝統のある和食文化の継承と発展、海外への和食文化の普及を通し、日本の食品、飲料をはじめとする関連産業のさらなる振興を図る。
 アジア水産・冷食展は海外メーカーら120社が出展し、魚介類、水産加工品から冷凍・冷蔵機器、水産養殖技術まで幅広く紹介する。