米田工機、ドラムレスで省スペースレイアウトを提案
スパイラルフリーザー ドラムレスタイプ
米田工機は従来のドラム主軸式のスパイラルフリーザーとは一線を画した新商品「スパイラルフリーザー ドラムレスタイプ」を参考出品する。スパイラル式はコンベアをらせん状に巻く縦型ラインのため、横型ラインのトンネル式に比べて省スペースで設置しやすいのが特長だが、今回の新製品はドラムをなくしたことで、さらにフレキシブルなレイアウト設計や導入コストの低減を実現した。
具体的には�．轡鵐哀襯織錙爾撚柴�れ下出し、下入れと横側90°への下出し、下入れ上出しなど自在なレイアウトを可能にしたこと、�∋堡陵僂離灰鵐戰▲優奪箸鮖藩僂靴織轡鵐廛訐澤廚鯆謬瓩轡ぅ縫轡礇襯灰好箸魏爾欧燭海函↓６酘杏凜癲璽拭爾療杜呂鯑閏卮罎能祥茲�50％以下に抑えたことなどが特長として挙げられる。同社は「大量生産型の急速凍結、冷却、放冷が効率よく行える」として食品加工生産ラインや水産加工場向けに提案する。
−35℃で急速凍結、高品質を保持
ドラムレスにしたことでフレキシブルな
レイアウトが可能になった
液体急速凍結機「リ・ジョイスフリーザー」は同社の代表機種。凍結槽で−35℃に冷却したアルコールを強制的に撹拌（かくはん）し、その中に食品を浸漬して急速に凍結する。液体凍結はエアー凍結に比べて熱伝達率が約20倍も早く、−35℃までに達する所要時間は厚さ10�僂竜軻�で最大約70分、厚さ２�僂瞭據Ψ榮�で約８分との結果が出ている。
同社は「凍結作業の効率アップや加工時間の短縮につながる」と効果を強調する。
また、液体がまんべんなく均等に当たるため凍結ムラが起きない他、急速凍結によって細胞の破壊を防ぎ、解凍時のドリップを抑えるなど高品質を保持するメリットも得られる。担当者は「会期中は凍結サンプルを用意し、来場者に実際の効果を確かめてもらう」と意気込む。ブース番号は４Ｃ‐20。