汎用おむすびロボ新発売

 米飯加工機器メーカーの鈴茂器工はコンパクトながら大型機並みの生産能力を持つ汎用おむすび成形機(MOS−FMA)を発売した。今年4月の自社製品展示会「スズモフェア東京」に試作機として展示公開したが、改良を加えて新製品として販売を開始した。

    様々なおにぎりに対応する

 CVSベンダー、炊飯センター、スーパーのセントラルキッチン、仕出しなどで生産される様々なタイプの商品に対応。同社独自の確かなほぐし機能・計量機能を搭載し、ソフトでおいしいおむすびを成形する。
 サイズは横480cm×奥行550cm×高さ800〜850cm。小型・卓上対応だが、40g〜120gのおむすびに対応する。液晶パネルの採用で見やすく、操作も簡単。作業中の商品(飯の種類と量目)が一目で分かる。
 洗浄部品の点数が少なく、取り外すネジが1つもない。各部がユニットで脱着できるため、分解や組み立てが容易。
 ホッパー容量は2.5升。生産能力は2000〜2500個/時。