10年後の国際食品安全を考える、シンポジウム開催

 消費者庁と農林水産省、食品安全委員会、厚生労働科学研究班などはシンポジウム「コーデックス60周年記念イベント〜国際食品安全の今後10年先を見据えて〜」を7月24日午後2〜5時、オンラインで開催する。

 「CODEX HACCP」で知られる食品の国際規格を策定するコーデックス委員会が今年設立60周年を迎えるのを記念したシンポジウム。

 当日はスティーブ・ワーン同委員会議長のビデオメッセージをはじめ、FAO(国連食糧農業機関)の食品安全オフィサーによる講演、国際食品安全コンサルタントの山田友妃子氏や科学ジャーナリストの松永和紀氏らによるパネルディスカッションなどを行う。

 培養肉やゲノム編集などの先進技術の発展、環境問題、SDGsなど、国際的な食品安全を取り巻く状況が変化し続ける中、10年後のコーデックス委員会に求められる役割とは何か、どのような課題に対処すべきか、日本は何ができるかについて議論する。
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 https://ifi.u-tokyo.ac.jp/event/16144/