雪印メグ用の低温物流車両基地を開設

 食品物流を手がけるSBSフレックは茨城県稲敷郡阿見町に阿見営業所を開設した。同社の主要顧客である雪印メグミルクが国内最大規模の乳製品生産工場として建設中の阿見工場の輸配送業務受託に伴い、工場隣接地を取得。全国対応の車両基地として事務所棟と駐車場などを建設した。

阿見営業所(事務所棟)外観

 営業所には、SBSフレックと子会社、協力会社5社が事務所を設け、24時間体制で全国輸配送業務を行う。
 80台を越える大型車両の輸配送管理のほか、阿見工場に入る全車両を入場用IDカードで管理し、安全運行と同工場のセキュリティ向上に努める。
 輸配送業務のほか、阿見工場従業員の送迎バス運行、各種資材の管理業務、廃棄物の回収・管理業務なども行う。
 12月から一部業務をスタートさせ、来年1月に地方輸送、2月から関東圏配送を開始し、全業務が本格稼働する。