惣菜で初、機能性表示食品のポテサラ開発
機能性表示食品の「カラダ想いメニュー ポテトサラダ」、
オープン価格
キユーピーとグループ子会社のデリア食品は惣菜業界初となる機能性表示食品のポテトサラダを共同開発し、「カラダ想いメニュー」シリーズとしてデリア食品が９月中旬から首都圏で販売する。ＧＡＢＡ（γ-アミノ酪酸）を配合し、「血圧が高めの方に」と表示することで健康意識の高い人に訴求する。
ＧＡＢＡはアミノ酸の１種で、血圧が高めの人の血圧を低下させる機能があることが報告されている。今回のポテサラは１日あたり必要とされる12.3�咾鬘運�（75ｇ）で摂取できる。ＧＡＢＡの含有量が多いじゃがいも、きゅうり、にんじん、無塩せきハム、玉ねぎを使用したなめらかな味わいが特徴。食塩相当量は１食あたり0.7ｇに抑えた。
キユーピーによれば高血圧の人の割合は50代から増加傾向にあり、ポテサラの購入層も50代以上が多いという。さらに血圧を気にする人の多くは機能性表示食品に対する関心が高いことから、ＧＡＢＡを配合したポテサラを開発した。
今回の商品は社内公募制度で選出したビジネスプランから誕生した。今後は機能性表示食品の惣菜シリーズを「カラダ想いメニュー」とし、ラインナップを強化する。