食品安全のコンサル会社を完全子会社化

 産業ガス関連を軸にケミカル、医療、農業・食品事業を行うエア・ウォーターは、食品安全認証の導入を支援する(株)キュー・アンド・シー(札幌市、梅津淳一社長)の全株式をこのほど譲り受けた。食品の安全、品質管理機能を強化するのが目的。
 エア・ウォーターの農業・食品事業は農業生産、食品ソリューション、飲料の領域で構成され、農産物の栽培、調達から食品の製造加工、販売までグループ全体でサプライチェーンを形成している。今回、食品安全に関する指導や検査業務で実績を持つQ&Cを子会社化することで、HACCPやFSSC22000などの国際的な食品安全の認証制度にも対応していくものと見られる。

 キュー・アンド・シーは1987年設立、資本金1000万円、従業員17名(パート含む)、売上高は2億8000万円(2017年3月期)。