東洋製罐は大地震による4日現在の被災状況、復旧状況をまとめ公表した。従業員等の人的被害がなかったことは既に公表している。
仙台工場は津波による浸水にともない、生産設備と製品が甚大な被害を受け操業停止中。現時点で操業再開の時期は未定という。当面は他工場で代替生産を行なうなど、安定供給の維持に努める。
石岡工場と久喜工場は3月下旬から一部生産を再開した。4月中旬からほぼ通常通りの生産を開始することを目指し、復旧作業を進めている。
グループ会社の日本クラウンコルクの石岡工場は復旧作業を進めており、4月中旬から順次生産を再開する。日本トーカンパッケージの仙台工場と福島工場は3月下旬から通常通りの生産を再開した。本州製罐の結城工場と東洋食品機械の福島工場は復旧作業が進み、3月下旬から順次生産を再開している。