日本水産の山橋英一郎執行役員業務用食品部長はグループ入りしたデルマールの今後の位置づけや期待などにつき、次の様に語っている。
「デルマールは水産加工の仕事に長けており、今後は、すけそう、鮭、えびなど水産原料に関するニッスイグループの調達力を生かせる。またメーカーとしてのデルマールは開発、生産、販売機能を独自に持っているが、これをニッスイと相互補完することでシナジー効果が期待できる。物流面でもニッスイの物流機能を使える。
両者で実務ベースの情報交換を進めているが、日本水産の市販用、業務用製品をデルマールでも生産したい。早ければ来春の新製品にもデルマール製の商品を組み入れたい」。