味の素と味の素ユーロリジン社(フランス・パリ市)はグローバル・バイオケム・テクノロジーグループと傘下GBT社に対し飼料用リジンに関する特許侵害訴訟を2013年に提訴していたが、オランダのハーグ控訴裁判所は味の素側の勝訴判決を下した。 一審のハーグ地裁は同社の特許を無効と判断したが、ハーグ控訴栽は一審判決を取り消し、特許を有効と認めた。GBT社は上告しなかったため、味の素側の勝訴が確定した。 同社の特許はオランダ以外の欧州10カ国を含め、現時点で世界20カ国で成立している。