炭火で豪快に焼き上げるハワイのフリフリチキンの独占権を取得

 トリドールホールディングスはハワイ・ノースショア発の大人気チキンブランド「RAY’S KIAWE BROILED CHICKEN」(レイズ・キアベ・ブロイルドチキン)を日本国内で店舗展開する独占権を取得した。

       1羽まるごと炭火焼

 ハワイ州ノースショア・ハレイワで20年以上愛され続けている炭火焼チキンの専門店。販売するフリフリチキンはチキン1羽を回転しながら炭火で焼き上げるハワイアンBBQチキン。「フリフリ」はハワイ語で回すという意味。チキンは回転することで肉汁が全体に染みわり、皮はパリパリ、肉はふっくらジューシーに焼き上がる。
 丸ごと1羽のチキンを炭火でクルクル回しながら焼き上げる姿は視覚的なインパクトがある。週末限定、テイクアウトのみの販売だが、昼のピーク時には地元住民や「RAY‘S」目的でくる観光客の行列ができ、月間で5000羽以上を売上げるハワイを代表する大人気グルメになっている。

 同社グループでは事業展開する国や地域を拡大する過程で、世界中どこでも通用する普遍性のある食について考えた。その結果、人種や宗教を超えて愛される鶏肉に大きな可能性を見出した。世界の様々な国や地域で人気を集める鶏肉料理。中でもハワイに丸亀製麺を初出店する時の視察で「RAY‘S」に魅力を感じ、その後6年間、レイ・タントグオーナーと交渉を重ね、独占権を取得した。
 日本初となる今回の店舗では、「RAY‘S」がハワイ・ノースショアで作り上げた本格的な味を守りながら、店舗作りや消費者への見せ方などを日本の消費者が楽しまるようアレンジする。
 日本進出第1号店は期間限定で神奈川県鎌倉市由比ガ浜のビーチハウスにオープンする。
 店舗としては同社グループが国内で展開するハワイアンカフェ「コナズ珈琲」事業の一部として運営し、正式名称は「RAY‘S ORIGINAL BROILED CHICKEN」(レイズ・オリジナル・ブロイルドチキン)」となる。