新型のりまき成形機とカッター

 オーディオテクニカは新型業務用のりまき成形機「ASM880」とのりまきカッターの新機種「ASM250」を10月に発売する。

のりまき成形機「ASM880」

 のりまき成形機「ASM880」はこれまで販売してきた「ASM860」の後継機種。業界初の機構を採用した緻密なシャリ板成形コントロール機構で、幅広いシャリを適切な柔らかさで成形。ムラの少ないシャリ板(複数件特許申請済)を実現した。新開発の巻き機構(特許申請済)で、四角くふんわり成形したのり巻にする。
 細巻・中巻・太巻各サイズでシャリの厚みなどの設定値を複数記憶可能。具材による設定変更にも瞬時に対応する。 テフロン加工パーツを全て樹脂製に変更。異物混入を回避し、テフロン再生のランニングコストも低減した。ホッパー容量を7.5kgから10kgに変更し、シャリ供給作業を削減。 置き場所を選ばない横幅スマート設計、洗浄部品の軽量化で日常の手入れも楽になった。

のりまきカッター「ASM250」

 のりまきカッターの「ASM250」は手動カットから電動カットに変更。同社独自の“上から下へ”とカットするドルフィンダイブカット方式により作業効率を大幅にアップした(複数件特許申請済)。手切りを徹底的に研究して設定したカット角度による、滑らかなカット面も特徴(特許申請済)。ダブルスイッチで動作中の安全を確保する。