工場へ初期投資なしの照明高効率化サービス

 JA三井リースと東芝ライテックは、月々のサービス料のみで照明設備の高効率化を図る、工場照明高効率化サービスを開始する。
 両社が共同で取組む初のサービス型ファイナンススキーム。工場は月々のサービス料のみで「照明設備の高効率化」、契約期間中の「予備ランプ供給」、「照明設備利用状況の見える化」の各サービスを利用できる。三井造船玉野事業所(岡山県玉野市)は10月から同サービスを先行導入した。これにより、従来と比較して、年間で最大約57%の電力使用量削減と最大886tのCO2削減効果を見込む。
 同事業所は照明設備の利用状況を見える化するため、オムロン製エネルギー管理システム「e−watchinge」の利用サービスを受けている。照明設備の電力使用状況を計測し、電力削減量、CO2削減量、照明使用時間を報告する。
 両社は、今後高天井構造の工場や倉庫等などを持つ企業へ同サービスの展開を図る。