日本ガス協会は全国209の都市ガス事業者を対象とした調査結果をもとに、2011年度の都市ガスコージェネレーション導入実績をまとめた。
2011年度末の都市ガスを燃料とするコージェネレーション(スチームタービンを除く)の累計設置容量は453.5万kwとなり、2010年度に比べて2.9万kw(0.6%)の増加。また、累計設置件数は13万1280件となり、2010年度末に比べて1万9289件(17.2%)の増加となった。
業務用と産業用の合計件数は6258件で、2010年度末に比べて164件(2.7%)の増加、家庭用(ガスエンジン、燃料電池)の件数は12万5022件で、2010年度に比べて1万9125件(18.1%)の増加となった。
都市ガス業界では、「環境性・効率性などに優れた分散型エネルギーシステムとして、今後も都市ガスコージェネレーションを普及促進に努めていきたい」としている。