シャトル式立体自動倉庫、垂直昇降は世界最速レベル
水平走行台車「ドーリー」と垂直昇降機「リザーバー」
オフィス家具大手のイトーキはシャトル式立体自動倉庫システム「システマストリーマーＳＡＳ」をフルモデルチェンジし、高速化、小型化を実現した「ＳＡＳ-Ｒ」を発売する。
「システマストリーマー」は商品の入出庫機能と一時保管機能を併せ持つほか、前後工程の処理能力差を吸収し、入庫した商品は購入者別、配送先別に仕分けて出庫する。
今回のモデルチェンジでは�〃變眠修帆�置能力の向上による高速化、�⊂�型化による設置面積の削減、�７變眠修噺�率化による電力削減、�だ源妻�式見直しによる短納期対応を実現した。
�，任録緤秦�行台車「ドーリー」と垂直昇降機「リザーバー」の小型化・軽量化を実現するとともに、速度・加速度の向上と制御方式の見直しを行うことで処理能力を55％アップした。特に「リザーバー」の処理能力は世界最速レベルに達した。
�△任魯薀奪�の設置方法を見直すことで設置面積を20％削減することが可能になった。��では構成機器の使用素材の見直しと材量削減によって30％の軽量化に成功した。その結果、低容量のモーターに切り替えることができ、商品電力を40％削減につながった。
さらに�い寮源妻�式の見直しで納期をこれまでの４カ月から２カ月に短縮した。
立体自動倉庫の規模は８段65連３基（幅7.3ｍ×長さ36.9ｍ）の場合、収納数は3108個、処理能力は１時間あたり1938個（入出庫複合）。
ＳＡＳ-Ｒのシステム構成例