日本ケンタッキー・フライド・チキンの佐々木敏彦物流業務ユニットゼネラルマネージャーは同社の物流再構築を3段階で進めていると説明した。昨年11月に完了した第1段階で、物流管理会社としてロジプランを選定しネットワーク再構築を共同で推進。3社(食材2社、資材1社)に全面委託していた物流を、8エリアでそれぞれ競争力の高い物流業者に再編。高止まりしていた物流費の削減を図った。8エリアでそれぞれ選定した物流業者は次の通り。
<北海道>(株)ロジスティクス・ネットワーク
<東北>(株)ロジスティクス・ネットワーク
<関東>(株)ニチレイ・ロジスティクス関東(食材)、ロジプラン(同)、日昭産業(株)(資材)
<東海>カネ幸(株)
<関西>(株)ニチレイ・ロジスティクス関西(食材)、ロジプラン(同)、日昭産業(株)(資材)
<中四国>瀬野川産業(株)
<九州>(株)キユーソー流通システム
<沖縄>琉球通運(株)
現在進行中の第2段階では、需給・物流管理に特化した新たな業務体制の構築などを図っている。次年度以降の第3段階では、物流業務ユニットメンバーの意識改革が最重要課題となると説明し「物流再構築の総仕上げに向けてロジプランと協働していく」と語った。