耐磨耗性がシリコンの６倍の吸着パッド、新素材エラストドゥールを採用
新素材エラストドゥール製の
吸着パッド
シュマルツ��は新素材のエラストドゥール（Ｅｌａｓｔｉｃ＝しなやか、ｄｕｒａｂｌｅ＝長持ちするを組み合わせた造語）を使った真空吸着パッド「ＳＰｘ-ＥＤ」シリーズを発売開始した。この新素材は柔軟性に優れているだけでなく、シリコンゴムの６倍の耐磨耗性があることが特徴。シリコン素材とポリウレタンの長所を併せ持つ素材と言える。
吸着パッドの形状もパッド内の容積が大きく、小さなパッドでも高い吸着力を発揮する。シールグリップは柔らかく、ダンボール箱などにも柔軟に対応できる。
耐久性があり段ボール箱にも適している
同社は吸着パッド、いわゆる吸盤などを使った真空ハンドリングシステムのメーカー。自動車工場をはじめ様々な業界で実績を持つ。米国ＦＤＡの規準に準拠したシリコンパッドなど食品業界向けの製品も扱っている。
新製品の「ＳＰｘ-ＥＤ」は包装工程向け。
形状は�．侫薀奪鉢�1.5段ベローズ�Ｄ恒潺戰蹇璽困裡骸鑪燹�計14サイズ。
フラットパッドは吸着面にサポートリブが付いており、高真空時における対象物の変形を防ぐ。
ベローズパッドは吸着時の姿勢を安定させるデザインで、サイクルタイムの短縮により生産性を高めることができる。
真空装置はオプションでろ過精度250μｍのフィルターを装備することができ、埃や粉塵が入り込むことを抑える。