食品素材・添加物専門展、18日から

 食品開発に必要な素材・原料・添加物に関する展示会「ifia JAPAN2011」が東京ビッグサイトで18〜20日開催される。最新の機能性素材を盛り込んだ製品・技術・情報が集まる。健康食品を中心に展示する「HFE JAPAN2011」と同時開催する。
 会場を「食の安全・科学ゾーン」、「アンチ・エイジングゾーン」、「フレーバーワールド」、「高付加価値OEMゾーン」、「味の提案ゾーン」、「睡眠科学ビジネスゾーン」、「美容食品・化粧品原料ゾーン」、「医食融合ゾーン」のテーマごとに分け、最新の機能性素材を盛り込んだ製品・技術・情報を紹介する。
 特に毎年好評を得ている「食の安心科学ゾーン」は食品の安心・安全対策の高まりを背景に例年以上に展示内容を充実させる。「微生物検査」、「電解水」、「食品衛生管理・対策」、「カビ毒・アレルギー対策」、「理化学分析」など注目されているテーマも取り上げる。
 主催者企画セミナーとして、進化し続ける即席麺の動向を探る「ラーメン技術開発セミナー」や、中国に次ぐアジアの巨大市場に向けたビジネス展開を探る「インド市場開拓セミナー」を開催する。また、野菜や果実の機能性について、医・農・食の連携から予防医療を目指す農水省プロジェクト「アグロメディカルフード・イニシアチブ」に関するシンポジウムを開催する。