森永乳業は徳島工場と郡山工場の生産を2011年９月末をめどに中止する。同社の進める「事業の選択と集中」により、生産の集約化、合理化、効率的な生産体制を目指し、生産拠点を統廃合する。
徳島工場は練乳の製造工場として1938年に開設、壜牛乳など市乳製品の製造を1969年に開始し、原料用粉乳の生産を2002年に中止した以降は、四国地区の牛乳類、乳飲料などの市乳製品を生産していた。
郡山工場は壜入り牛乳などの製造工場として1964年に開設、粉乳製品の製造を翌年開始し、牛乳など市乳製品の生産を2006年に中止した以降は、粉乳製品の製造拠点として活動していた。
中止になった工場生産分は他の同社工場に生産を移管する。
【工場の概要】
徳島工場
所在地：徳島県名西郡石井町高原字関112-３
開設：1938年12月
従業員数：33名(正規)
工場規模：敷地面積約２万1400�屐�建物面積約6950�屐∪源採面鵤暇�4000ｋｌ／年
製造品目：牛乳、乳飲料、クリームなど
郡山工場
所在地：福島県郡山市田村町金屋字冬室118
開設：1964年７月
従業員数：42名(正規)
工場規模：敷地面積約２万8300�屐�建物面積約7500�屐∪源採面�2000ｔ／年
製造品目：乳を主原料とする原材料、業務用粉製品