エスケー化研は屋内向けの塗床材として弱溶剤タイプのエポキシ樹脂系塗床材を開発した。食品工場や機械工場、倉庫、実験室、廊下、内階段などの床面に利用を呼びかけている。
製品名は「アーキフロアーEHマイルド」。塗床材の市場は強溶剤のエポキシ樹脂タイプが主流だが、環境配慮が年々高まるにつれ、溶剤製品の持つ性能を保ちながら、環境に配慮した製品の開発が求められている。
「アーキフロアーEHマイルド」は弱溶剤タイプのため、臭いが少なく、塗装環境を高める。強溶剤タイプと違い、改装時でも旧塗膜を侵す心配が少なく、幅広い用途に施工できる。エポキシ樹脂を採用しているため、耐薬品性、耐摩耗性に優れ、塗膜硬度も高く、優れた耐久性を持つ。
「弱溶剤タイプでありながら強溶剤タイプに匹敵する性能を持ち、工場や実験室などの床に最適。また、寒冷地などでは、低温下の速硬性が高く、工期の短縮にも役立つ」(同社)という。