東京パック、出展小間数1500超える

東京パック2018のテーマは「考えよう 地球を
まもるパッケージ」

 10月2日〜5日に東京ビッグサイトで開催される「TOKYO PACK 2018」の出展申込み小間数が昨年12月時点で1543に上った。主催する日本包装技術協会によると、「早期割引の影響を考慮しても例年より早いペースで増えている」という。申込み締切日は4月27日だが、定数の2600小間に達し次第締め切るため、早めの申込みを呼びかけている。
 同展はアジア最大級の国際総合包装展として知られる。前回は2016年に開催し、国内外16の国と地域から669社・団体が出展。18万4000人超が来場した。
 今回は「考えよう 地球をまもるパッケージ」をテーマに掲げ、最新情報セミナーや各有識者による講演会を予定している。また、特別展示企画として「医薬品包装コミュニティゾーン」、「通販・ギフトパッケージゾーン」を開設する。
 「医薬品包装コミュニティゾーン」には医療過誤防止、バーコード表示、改ざん防止、開封性、CRSF(チャイルドレジスタンス・シニアフレンドリー)など医薬品包装の最新技術やトレンドが集う。前回も好評だったことからスペースを拡張する。
 「通販・ギフトパッケージゾーン」では通信販売に使われる包装材、ギフト包装材などを展示する。通販、ギフトパッケージは追包装による過剰包装が問題となっている。一方で通販の包装では小売店で購入した時の「ワクワク」、「ドキドキ」する感覚が得られないため、パッケージをいかに工夫するかが求められている。そうした課題解決につながるビジネス交流の場を創出する。
 出展申込みは右記ホームページから。http://www.tokyo-pack.jp/